the acquisitive instinct

OF026-Phantom-20-life-back

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2017.02.22 14:02

容量20Lで本体重量310gの軽量バッグパック:OMM / phantomシリーズ

容量12Lで本体重量285g、20Lで310g、25Lで565gという軽量バックパックという点でも魅力的だけど、いちばんの特徴は荷物の重心が下がること。
通常のバックパックより重心が下がるようにデザインされているので、肩が解放されて腕が振りやすくなるらしい。
アウトドアメーカーの一般的なバックパックは体幹に荷物の重心がくるよう、重心が上に置かれるデザインになっている。
そのため、たとえば街中で使うときに少し早めに歩いたり走るとバックパックが揺れて体幹から疲労しやすくなる。

それに対してphantomシリーズは重心を下げることで上体を起こしやすくなり、腕振りもラクになるから早めの歩行でも荷物が固定されて疲れにくいし動きやすい。

ということらしい。
ただし重心を下げるということは腰位置の密着感は強くなると思われるので、真夏は汗がたいへんかもしれない。
一般的なバックパックとは背負い方も異なってくるので違和感を覚えるかもしれないけど、そもそもちゃんとしたポジションでバックパックを背負って街中を歩いてないから考えるだけ無意味かもしれない。

最大でも25Lという容量からも、あまり重い荷物を運ぶことは想定されていないようなので、バックパックのわりには万能感には欠けるかもしれない。
でも徒歩はもちろん、自転車でも荷物の重心が下がるのは体への負荷を考えると「アリ!」に思えるので、平地+アクティビティという条件で使うに用意するのは「アリ!」かもしれない。

そんなことを長々と妄想したけど、これをスパっと短く表現すると

3kg-5kgの荷物を背負いながら、トップスピードで走るエリートランナーや長時間行動するファストパッカーの最強の武器。
まさに新次元のマラソンパック。

ってことなのか、納得。