the acquisitive instinct

DSC-RX1RM2

product

2015.11.06 14:12

コンデジだけど40万円!のハイエンド:SONY / DSC-RX1RM2

定価463,190円(税込)という、おまえはライカか!とでも言いたくなるようなハイエンドすぎてハイコストすぎる図体だけコンパクトなカメラが登場しました。
発売は12月中旬らしいのでボーナス商戦を狙ってるんでしょうか。
登場したけど、コレを買う人ってどんな層なんでしょうかねまったくもう!と逆恨みもきっと養分にされちゃうんだろうなと妬む心を隠せないほどにうらやましすぎる。
日本の景気も上向きだな!

前代DSC-RX1Rと比較すると。
まずイメージセンサーはともに35mmフルサイズですが『2,430万画素CMOS』から『4,240万画素裏面照射型CMOS』になったことで暗所撮影に強くなっていますね。
一眼レフやミラーレスよりも、気楽に持ち歩いて撮影できるのがコンパクトカメラの利点だと思うので、暗所に強ければ撮影機会も増えることになるので、これは大きなメリットです。
でもお値段がまったく気楽じゃない。

固定式だった背面液晶も可動式になり、外付けオプションだった0.39インチ235万画素の液晶ファインダーが内蔵になりました。
ボク自身、RX100M1からRX100M3に買い換えたときに背面液晶が可動式になって液晶ファインダーが内蔵されたという、RX1RM2への進化とまったく同じ恩恵を得ているわけです。
液晶ファインダーはともかく可動式の背面液晶は撮影がより手軽になるので、これも大きなメリットになります。
だけどお値段がまったく気楽じゃない。

そしてWi-FiとNFCに対応。
これはスマートフォンなどへ写真を転送してSNSへアップロードするにはとても便利だし、アプリを使えばスマートフォンがカメラのリモコンになるので、イマドキのデジタルカメラ事情としては需要の高い機能のひとつが実装されたと言えるでしょう。
ボクが愛用しているα7SやRX100M3にもWi-Fiは内蔵しているので、iPhoneと連携させて便利に使っています。
たけどお値段はまったく便利じゃない。

中身としては画像処理を行うソフトウェアが最新になり、オートフォーカスの方式が増えて30%も速くなり、すこし画質に変化を与えてしまうローパスフィルタのオンオフが可能になり、スクエアフォーマットでの撮影が可能になったりと、使い心地が良くなってそうだなーと想像できるカタログスペックが満載です。
だけどお値段はまったく心地よくない。
 
 
これが買えるような富裕層になりたいです。